Angel Beats!エンジェルビーツ)は13「Graduation」で最終回。
あっという間の13話でしたね〜。
短すぎると思う一方で、これだけ中身の濃いストーリーだからこその感動というか飽きの来ない感覚というか・・・、とにかく充実した13話だったと思います。
エンジェルビーツ13話 Graduation
細かい感想は最後にするとして、それでは最終話の内容にふれていきたいと思います。
ちなみに最終話ってこともあるので、アニろぐ史上最長の長文になっています^^;
そのため、今回は特別に13話のレビューを前後編みたいに2回に分けます(とりあえず前半は出来たところまでってことで・・・。作業が遅くてすみません^^;)。
ご了承くださいませ〜。

果たして、仲村ゆりたち戦線メンバーは無事卒業できるのか!
エンジェルビーツ13話 あれから3日後
あれから3日後!?Σ('-'ノ)ノ
うわぉ!いきなり話が飛んだw
あとで分かりますが、多分この3日間だけで2〜3話ぐらいいけるんじゃないでしょうか^^;
化物語のWeb配信みたいに時間がかかっていいから3日間をやって欲しいなぁ。

ゆりは音無たちが残っていることを不思議がる。
てっきり自分だけが最後まで残ってると思っていたから意外だったようです。
音無「まだ、お前が残ってるじゃないか」
あれだけ壮絶な人生だったのに、実は既に12話の最後で心の整理が付いている・・・なんて格好が付かないから言えないゆりっぺw
かなで「多分だけど、もうゆりの抱えてた葛藤は解けてる」
エンジェルビーツ13話 ゆりの図星
的中されて図星で恥ずかしいゆりっぺ(*´艸`)
こうゆう表情を物語終盤までほとんどしなかった分、新鮮味がありますね。

ゆり「かなでちゃん、いじわるなんだから・・・」
かなで「ゆりが天邪鬼なだけ」
ゆり「あなた、言うのね・・・でも、なんとなく嬉しいわ」
かなで「なにが?」
ゆり「『ゆり』って呼んでくれて」
かなで「どうして?」
ゆり「だって・・・友達みたいじゃない?」

友達と言ってくれたゆりに優しい顔で同意するかなで。
ずっと・・・おそらく年単位の昔から敵対していた2人がようやく打ち解けた瞬間です。
エンジェルビーツ13話 かなでの微笑み
おそらく見ている方はお気づきになると思いますが、この辺の立華かなでの表情等を見ていると、何か重荷から開放されたようなすがすがしさというかなんと言うか・・・。
要するにニコニコしてますね。
しかも軽くスキップとかしてるしw
今までがず〜っと無表情だった分、そのギャップも相まって「天使ちゃんマジ天使!」な表情や仕草です。
いろんな意味で「ズルイ」キャラですよね〜('-'*

あと、さりげなく他のメンバーは先に旅立ったことが語られますが、本当にあっさり過ぎるw
野田とかはきっと最後まで「俺はゆりっぺが目覚めるまでいるんだー」的なことを言ってたに違いないw
日向の「苦労はしたけどな〜」ってセリフは野田のことのような気がしてならないw
直後の直井のセリフ「フッ、神のなせる業だ」って・・・もしかして催眠術で無理やりとか!?^^;

絶対各メンバーにスポット当てられれば2〜3話(もしくは1キャラにつき1話?少なくとももう1話分ぐらい)はいけますよw
多分、その3日間のこともあって立華かなでの表情がやわらかくなったんだと思いますし・・・、もうほんと「この3日間で何があったw」って思う人は多いはず^^;

高松も無事正気に戻って卒業できたようです。
ゆり「想いの強さで、いつか人に戻れるようにしてあったのね・・・」
やっぱりそうプログラムされてたんですね。
でないとプログラムした本人の想い人が現れたとき戻れないし^^;
その辺も実に見たい話です。

ゆりがみんなに案内されたのは体育館。
そこには『死んだ世界戦線 卒業式』の文字。
どうやら他のメンバーを送り出した後のゆりが目覚めるまでの間に、最後に残った5人のための卒業式の準備をしていたようです。
この文字は立華かなでが書いたらく、手書き感がでてますね。
・・・・もしかして制作スタッフのだれかの筆跡?(ぁ
EDのスタッフロールに『卒業証書の文 かなで(花澤香菜)』って書いてあったので、この看板も本人?^^;
エンジェルビーツ13話 死んだ世界戦線卒業式
いきなりのことなので心の準備ができてないゆりは戸惑って落ち着かない感じ。
音無「お前、みんなが消えたら、リーダーっぽくなくなったよなぁ〜なんか」
ゆり「え?そ、そう?」
日向「確かになんか変わったな」
ゆり「え?どう?」
音無「そうだな・・・なんか女の子っぽくなった」
ゆり「え?それ、喜べばいいの?怒ればいいの?」
日向「戦い終えたらそんなことも分からない無垢な女の子に戻っちまったんだなぁ〜。ゆりっぺも可愛いとこあんじゃんw」
エンジェルビーツ13話 面白いゆりっぺ
「可愛い」と言われることに慣れていないせいか、超戸惑ってますw
まさにリーダーらしからぬ「女の子の表情」。
こちらもかなでと同様、今まで見せなかった表情です。
照れてますねぇ〜(*´艸`)
こうゆうところに魅力を感じてファンになる人も多いはず。
嬉しさと気恥ずかしさとどうしたらいいのか分からない感情が混ざり合ってあたふたし過ぎのあげく、日向をボコるゆりwww
「あばばばばばば」ってwww動揺するにもほどがあるw
効果音からして、明らかに殴ってますよね〜(;´∀`)
そんな可愛らしいゆりっぺの姿を見てクスっと笑うかなで。
かなで「ふふふ、ゆり面白いの」
私からすると、そうゆう仕草をするかなでの方が可愛いと思う(ぉ
ちなみに最後にボキッって効果音が・・・日向南無^^;

そして死んだ世界戦線の卒業式が開式。
音無「ではまず、戦歌斉唱!」
急遽作ったらしい、しかもかなでがw
メロディも即興w
音無「せーのっ」

おそらの死んだ世界から〜 おおくりします おきらくナンバ〜♪
死ぬまでに〜 く〜っとけ〜 まーぼーどぉ〜ふぅ〜♪
ああ〜 まーぼーどぉ〜ふぅ〜 まーぼーどぉ〜ふぅ〜♪


(;゚д゚)・・・
こ、これはあの世からこの世に生きる人への歌なんですね;
いやもうツッコミどころが多すぎてあえて何も言うまい。
エンジェルビーツ13話 おきらくな戦歌
日向「ってなんだよこの歌詞、先に誰かチェックしとけよ歌っちまっただろ!」
さすが日向です、ちゃんと歌い終わった後にツッコミを入れるとは・・・タイミングをわきまえてらっしゃるw
ってゆうか、かなでが日向の勢いに怖がるそぶり!?
影を相手にしたときですら無表情だったのに・・・、ほんとこの3日間で一体何が起きた?w
そんなこんなで、立華かなでらしい(?)おきらくなナンバーでしたw
こうゆうのってサウンドトラックに収録されてたりするのかな?

ゆり「次は?」
音無「次は・・・卒業証書、授与!」
ゆり「あるの?」
音無「作ったんだよ。また主にかなでがな」
かなで「えっへんっ」

(;゚д゚)えっへん・・・・だと!?
何この威張るお茶目さん的な立華かなでw
ほんとうにこの3日間でかなでに何が起こったwww
エンジェルビーツ13話 かなでの卒業証書授与
授与する校長がいないので、ジャンケンに負けた日向が校長役。
最終話までこうゆう役まわりなところも日向らしいw
ここで早めのCMに。
後半は途中で区切りたくない構成なのかな?と期待が膨らみます。

後半になるとまずは立華かなでから卒業証書授与。
初めてのめの緊張からか真剣な表情で受け取ってます。
受け取ったあとは「夢が一つかなった」的な笑顔ですね。

音無「次、仲村ゆり!」
ゆり「はい!」
日向とゆりは戦線の古株同士なので、ちゃんとゆりは日向の格好を皮肉ってあげてますね。
ゆり「それ、似合ってるわよ」
日向「ほっとけ」

エンジェルビーツ13話 仲村ゆり卒業証書授与
卒業証書を受け取り、ふとその内容を見るゆり。
あなたは本校において みんなのために がんばりぬいたことを 証します
ゆり「・・・ばか」

まさに、「死んだ世界戦線」のリーダーだった仲村ゆりのためにあるような卒業証書です。

音無「次、直井文人」
直井「はい」
直井は相変わらずですw
直井「我を称えよ」
日向「はぁ?・・・ったく、・・・あ〜、お勤めご苦労さまでした!」
最後だからですかね、日向も付き合ってあげてますw
音無「次、音無結弦! はい!」
エンジェルビーツ13話 男性陣卒業証書授与
音無「それ取れよ」
卒業証書を受け取った音無は日向にカツラを取るよう促す。
音無「日向ひでき!」
日向「え!?あ、はい!・・・なんだよ、参ったな」

日向にも卒業証書を用意していた音無は証書を渡しあう。
ってゆうかここにきてようやく日向のフルネームが分かりましたね。
日向ひできの「ひでき」ってどう書くんだろう・・・、残念ながら証書の名前は見えず。
日向「ありがとな」
音無「こちらこそ、すっげぇ世話になった」

握手を交わす2人。
友情っていいもんですねぇ〜(´ω`)

音無「卒業生代表、答辞!」
答辞は音無自身で。
1話から見ている視聴者からすると、音無が答辞をしてくれると同じ視点で聴けますね。
この世界での今までのことと想いを語る音無。
その答辞にのせて、ガルデモの練習教室や校長室が描かれえます。
黒板に感想書いてますねw
日向は『オマエら最高!!
直井は『悪くはなかったな
音無は『次もファンでいるさ!
かなでは『My song好き
ちなみに右下にはかなでが描いたであろう麻婆の絵がw

校長室にも各戦線メンバーの持ち物が置いてあります。
テーブルに置いてあるお菓子は大山のかな?
そういえば授業中にお菓子食べてましたけど、お菓子でしか特徴が表現できないってwwwさすが大山(ノ▽`)
インカムは遊佐ので、ノートの片方は竹山のですね。
校長室にあるってことは、影がいなくなった後の3日間の間に旅立ったのでしょうか・・・。

音無「(答辞中略)みんな、最後は前を見て立ち去っていきました。ここに残る5名も・・・今日をもって卒業します・・・。一緒に過ごした仲間の顔は忘れてしまっても・・・、この、魂に刻みあった絆は忘れません。みんなと過ごせて、ほんとに良かったです。・・・ありがとうございました。卒業生代表!音無結弦!」
普通の卒業式だったら、いつか会える可能性は高いですが、ここでの卒業は限りなく再会の可能性の低く、たとえ出会えてもお互いに記憶の無い状態。
実質的な最後の別れになるので、音無の答辞には重みがありますね。
エンジェルビーツ13話 答辞と仰げば尊し
音無「全員起立!仰げば尊し、斉唱!」
5人で歌う仰げば尊し。
別の一般的なアニメで同じようなシーンがあったとすると、多分口だけ動かすだけになるでしょうが、ここでの斉唱シーンはちゃんと発声に合わせて体も動いてますね。
1回見ただけでは見落としそうなところもちゃんと描こうとしてます。
地味ですが、そうゆうところもちゃんと描こうとしてる姿勢が好印象です。

斉唱の途中で直井と日向のタイミングのズレでもめてますw
最後まで彼ららしいやり取りです。
歌い終わると、最後まで締まらないさっきのやりとりを思い出したのか、笑い出すかなでとゆり・・・、それにつられて音無と日向も。
ってゆうか・・・、かなでが・・・声を出して笑ってる!?(;゚д゚)
こ、これは初めてなんじゃないですか!?
13話では微笑むことはあってもこんな風に笑うのは初めてです。
かなでちゃんマジ天使!(゚∀゚*)

笑い声が響く体育館。
しかしそれもすぐに消え、静まり返る。
音無「閉式の辞!これをもって死んだ世界戦線の卒業式を閉式といたします!卒業生!退場!」
最初の退場者は・・・
直井「フッ、女の泣き顔なんて見たくない。先に行く」
他の4人に気を使ってますがそう思われたくないので精一杯の強がりをみせてますね。
音無の前に立ち、帽子を取った直井の目には涙が・・・。
直井「音無さん・・・。音無さんに出会えてなかったら・・・ボクは・・・ずっとボクはいなくて・・・でも・・・ボクは・・・。もう迷いません。ありがとうございました!」
エンジェルビーツ13話 直井文人の卒業
直井の肩に手を置き、優しく労う音無。
音無「ああ・・・もういけ」
直井「ありがとう・・・ございます」
涙を残し、先に旅立った直井。

日向「行ったか・・・、さて、次は誰が泣く番だ?」
ゆり「泣きなんてしないわよ」

ゆりはかなでに振り返ると、今までのことを謝罪する。
エンジェルビーツ13話 仲村ゆりと立華かなで
ゆり「私ね、長女でね、やんちゃな妹や弟を親代わりに面倒見てきたから、かなでちゃんにいろんなこと教えてあげられたんだよ?かなでちゃん世間知らずっぽいから、余計に心配なんだよ。いろんなこと、できたのにね。いろんなことして、遊べたのにね。もっと・・・もっと、時間があればいいのにね・・・。もう、お別れだね」
かなで「うん」

涙を浮かべ、かなでを抱き寄せるゆり。
ゆり「さようなら、かなでちゃん」
かなで「うん」
そして音無と日向に向かい合う。
そこにはもう涙は無い。
ゆり「じゃあね!」
音無「ああ、ありがとな、ゆり。いろいろ世話になりまくった」
日向「リーダー、お疲れさん!」

エンジェルビーツ13話 仲村ゆりの卒業
ゆり「うん!じゃっ、またどこかで!」
清清しいまでの挨拶で旅立つゆり。
1話と2話を見た時点では、まさかゆりがこんな旅立ちをするとは思わなかったですねぇ。
彼女の次の人生は幸多からんことを・・・(´ω`)

日向「ふぅ・・・まぁ俺だわな、順番的に言って」
本当に、日向はこの作品の中で場をわきまえることを心得ていますね。
気の遣い方も分かってるし、ユイのこともあるので、自分の中では新しい人生で一番幸せになってほしいキャラです。
日向「まっ、長話もなんだ・・・、じゃっ行くわ」
音無「ああ、会えたら・・・ユイにもよろしく」
日向「おぅ!運は残しまくってやがるはずだからな。使いまくってくるぜ!」

エンジェルビーツ13話 日向ひできの卒業
一瞬の間で踏ん切りをつける日向。
日向「おしっ!じゃあな!親友!」
親しいやり取りのタッチで旅立つ。
ムードメーカーがいなくなると、今まで以上に一気に寂しくなりますね。
10話の最後にて描かれていた人生をおくれることを切に願う(´ω`)

そしてここからいよいよ立華かなでの心残りとその真実が明らかになっていきます。
続きは『エンジェルビーツ13話(最終回)後編 立華かなでの「ありがとう」。そして「奏でた音が結ぶ絆」』をご覧ください。

TVアニメ「Angel Beats!」オリジナルサウンドトラック(仮称)
アーティスト:TVサントラ
販売元:アニプレックス
発売日:2010-07-28
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