Angel Beats!(エンジェルビーツ)11話「Change the World」は、いよいよ終盤に入ってきました。
前回10話の最後にて現れた謎の「影」。
死よりも恐ろしい影の脅威に直面したSSSメンバーのとるべき道とは!
以下はAngel Beats!(エンジェルビーツ)11話の本編の荒くないあらすじ。
音無は早速次の卒業者を誰にするか検討中。
かなでと落ち合う途中で日向と直井の待ち伏せにあってます。
互いに音無の手伝いをしたがってるわけですが、事情を知らない人から見れば音無を取り合ってるようですよ?^^;
直井は得意の催眠術攻撃。
直井「さぁ、僕の目を見るんだ。貴様はトイレットペーパーだ。あっという間に流されていくトイレットペーパーの潔さを・・・」
トイレットペーパーって潔いよいのかw
中にはトイレを詰まらせて潔くないのもいますけどね(何
日向は前回の件もあるので知ってるはずですが、さすが音無の舎弟(のつもり)の直井だけあって音無の目的を承知しているようです。
直井「分かってますとも。一人ずつ消していくんでしょ?」
間違ってはいないけどなんか違う・・・、日本語は奥が深いw
そんな会話をしていると直井の影が揺らぎ始め・・・
さぁ皆さんご一緒に、
直井!後ろ後ろ!w
実体化した影が瞬時に直井に襲い掛かる。
音無は直井を救おうと無我夢中のタックルで影を引き離すことに成功。
ターゲットを音無たちに切り替えた影が突進してきます。
こわぁぁぁ!;
小さい子が見たら泣くレベルw
効くかどうかは不明だったものの、音無と日向の銃斉射でなんとか撃破。
前回の野田の攻撃が効いているので、一応物理的攻撃は通用するようです。
再度影の報告を受けるゆりっぺだが当面は最低でも二人一組で行動するように通達するしかない現状。
ゆりっぺは立華と影の関連を問いただすため、立華を生徒会室に呼び出す。
立華と音無の秘密がバレそうになるも直井の機転でなんとか話をそらすことに成功・・・してるの?^^;
質問の内容から察するに明らかに疑ってると思うのですがw
竹山にバグを探させたもののそれらしいものは見つからず。
そんなとき外から銃声。
校庭を見ると野田たちが多数の影に襲われているのを発見。
立華は音無の指示で援護に・・・って、羽キター!w
思わずその美しさに見蕩れる音無ら。
とはいえ飛べるわけではないようで、そのまま落下w
でも着地直前に羽ばたいて衝撃を和らげているので、単なる飾りのみというだけではないようです。
まぁ・・・立華なら羽がなくても無事着地しそうですけどね。
ゆりっぺらも加わって激しい戦闘へ。
TKとかカッコイイなw
立華の動きが特にすごいw
歩くスピードは等速なのに腕だけ尋常じゃない動きで文字通り影をなぎ払っていきますw
日向「うわっ、あれくらいたくねぇ・・・」
実は実用的だったハンドソニックバージョン5。
先頭の最中、ゆりっぺはNPCが「影」化するのを目撃する。
まさかこの影は全部NPCが変容した姿?
もしそうだとしたら最低でも2000人強も潜在的な敵が存在することに・・・。
弾薬の問題もありますし、さすがに100体単位で襲い掛かられたらひとたまりもないわけですね。
ハルバートとかの刃物系が一番有効な武器に思えてきた・・・。
NPC自体も予期していなかったような変容のし方から、NPCの意思での「影」化ではないようです。
それでもなんとか撃破することに成功。
しかし藤巻が血相をかえて現れる。
藤巻「やべぇぞ、高松が・・・高松がやられちまった!」
大山が発見したときは既に影に襲われた末期状態。
メガネだけ残して影とともに地面に消えた高松。
何が起きているのかを把握できないまま、次の日へ。
なんと教室で影に食われたはずの高松を発見。
しかし、そこにいた高松は一般生徒の制服を着て淡白な受け答えばかり。
しかも記憶がないどころかその目の奥には生気が感じられず・・・。
ゆりっぺ「今の問答だけで十分よ。何が起きたか分かったわ。彼・・・NPCになっちゃったのよ」
一番恐ろしい結論。
影に魂を食われた者は消えることのできないNPCとして永遠にこの世界で存在し授業を受け続けるということ。
今まで人間だったのが世界を構成する単なる部品になるようなものです。
「者」が「物」になる・・・、個性と意思のある者からすればこれほど恐ろしいことはないわけです。
日向「そんな・・・それって死ぬよりか酷くねぇ?永遠にかよ・・・永遠にここに閉じ込められちまったのかよ!なんだよそりゃ!くそっ!」
藤巻「これじゃ・・・天使に消されちまったほうがまだましじゃねぇか」
満足して成仏できること・・・、永遠にその選択肢を絶たれた物は、魂に尊厳があるとすればその尊厳まで奪われたことになるわけです。
ゆりっぺは急遽SSSを召集。
現状を伝えるも有効な打開策がないのも確か。
ゆりっぺ「さて、こうした危機に瀕する中、この死んだ世界戦線に別の思想を持つ者たちが現れ、戦線を新たな道に導こうとしている。その道は、現在のこの世界における危機回避の一つの選択肢にもなりえる。なのでそちらの道の代表として、音無君、堂々とここでその想いを語ってもらえるかしら」
ゆりっぺはお見通しでした。
おそらく気づいた当初は一つの考え方として尊重しつつも、かといって手伝うつもりもないといった感じだったのでしょう。
しかし、この世界から旅立つことが現状での有効策になると思ったからこその発言許可なのでしょうね。
音無の語るところは省略されていますが恐らく、立華の目的はSSSメンバーを「消す」ことではなく、生前の理不尽な記憶や想いをここで清算し、満足して新しい世界へ旅立ってもらうことを説明したのでしょう。
そのためにはSSSのみんなが、自分が生前できなかったことを体験し、「幸せ」や「満足できること」を見つけて欲しいということも・・・。
突然の話でその言葉を信用できず、「この世界にそんな幸せがあるはずない」と反発するSSSメンバーら。
日向「あったんだよ。ユイはそれを見つけた。俺みたいな人間のクズのまま死んできたようなやつでもさ、この世界でそれを与えてやることが出来た」
直井「ボクもです。ボクは神ですが、それでも・・・音無さんだけが、ボクに人の心を取り戻させてくれた。たった一言かけてくれた・・・労いの言葉で」
日向は10話でのことがあった分、言葉の重みが違いますね。
ゆりっぺ「どの道を選ぶかは皆にまかせるわ」
SSSメンバー「ゆりっぺは・・・ゆりっぺはどうするんだ?」
ゆりっぺ「私?あたしはいつだって勝手だったし、あなたたちを守れやしないし、あたしがしたいようにするだけよ」
あえてSSSメンバーを突き放すような言い方です。
ゆりっぺが自分の意見を言ってしまうと、皆その意見に付いてきてしまうので、こうした方が各自の判断をしてくれると思ったのでしょうね。
解散後、ゆりっぺは立華の能力を影迎撃に当たらせるよう指示。
音無「確かに・・・天使だけにそりゃ適任だな」
ゆりっぺ「別にその子、天使じゃないわよ?」
音無「・・・・・え!?今なんて言った!?」
ゆりっぺ「その子、天使じゃないわよ。あたしたちと同じ人間よ。気づいてなかったの?」
音無&日向「えぇぇぇぇー!?」
音無と日向驚愕!w
直井は平静を装いつつも体は震えて動揺しまくりw
ここに来て新たな事実が・・・と思ったけど、1話での最初の出会いの開口一番で「私は天使じゃない」って言ってたことに気づく音無。
あるがままの言葉の意味で受け止めればよかっただけの話w
1話でゆりっぺが言った「あるがままを受け止める」はこうゆうことも含まれてたのでしょうか。
とはいえ、「私も死んだ人間」と付け加えれば誤解も簡単に解けてたでしょうに^^;
立華かなでの不器用さ恐るべしw
麻枝准氏のシナリオでは序盤での何気ない会話や行動が実は伏線になってたり重要な想いや意味合いが含まれていたりと、『最終話まで見た後で1話を見直すと分かる発見』が隠されてたりします。
(「AIR」で言えば観鈴の一瞬溜めた後の「遊びたいなっ」の一言とか・・・。あの一言はいろんな想いが詰まった言葉だったんだと分かったときの感動は目からうろこでした)
「あの言葉にはそうゆう想いが含まれてたのか」とか、「だからあの時の行動はああだったのか」と関心できるのが「だーまえシナリオ」w
最終話が目前ですが、改めて1話をよく見直しておくと面白い発見がありかもしれませんね。
立華かなでが人間だったということは当然立華も理不尽な出来事と思い残したことがあるわけですが、今はそれについては言及されてません。
これが最終話での大きな伏線なのかも。
いったい何が語られるのか、それがこの作品をどう締めくくるのかが楽しみで仕方がないw
頭をなでられ、上目遣いになる立華がなんか可愛く思える。
こうゆうところから感情を読み取るのは難しいですが、まんざらでもないのでしょう。
ゆりっぺは確かめてみたいことがあると言い、単独行動をとるつもり。
先ほどの召集のときに、自分に付いて来いとは言わなかった手前、周りに頼るわけにはいかない。
付いて来ることを選択する人もいるかもしれないが、考える時間が必要だろうし、今はそれを待つ時間が惜しいからこその単独行動。
ゆりっぺ「戻ってきたとき、みんなが消えて、無事この世界から去っていたら、あなたのおかげだと思っておくわ」
まるでもう会うことがないかもしれないという言い方。
現在の危険度からすれば、一つ間違えばこれが最後の会話になるかもしれないわけです。
自分はゆりっぺを待つと言う音無に対して、私のことは気にしないでと歩みだすゆりっぺだが、日向の言葉で立ち止まる。
日向「いや、気にするよ。いきなり何言ってんだよ?二人から始まった戦線じゃねぇか・・・。長い時間一緒に過ごしてきたよな?だから、終わるときは一緒だ。俺はお前を置いて行かない」
ほんと、日向はここぞと言うときに良いセリフ言ってくれますね (ノ-'*
そのとき、どこからか敵襲の声。
ゆりっぺ「じゃ、また会えたら会いましょう」
背を向け走り出すゆりっぺ。
日向「ゆりっぺ!」
日向の感情をこめたそのあだ名に、ゆりっぺは苦笑する。
ゆりっぺ「酷いあだ名・・・、でもそのおかげでみんなに慕われたのかもね。ありがと」
その場にいたものは見送ることしか出来なかった・・・。
EDは各自の気持ちの整理をするシーン。
それぞれの旅立ちへの迷いと、それによる別れを惜しんでいるようです。
竹山はブログを書いているようですが、この世界では見てくれるのは学生のみ?^^;
ED後は単独行動に入ったゆりっぺのシーン。
先日の戦闘でNPCが「影」化したことから、『ANGEL PLAYER』でガードスキル同様にNPCもプログラムで作られたと推測。
だとすれば誰かがプログラムの書き換えで「影」化させたとすれば合点がいく。
そうなると『ANGEL PLAYER』を動かせるパソコンがたくさん必要で、そんな数のパソコンが置いてあるとすれば・・・図書館。
夜の図書館でゆりっぺは盗まれたパソコンの補充と設置作業をするNPCと遭遇。
パソコンが盗まれたのは「影」化のためと確信したゆりっぺはNPC退出後、再度侵入。
大量のパソコンを目立たず運び出せる方法を検討しつつパソコンルーム内を調べていると床の一部に不自然なタイルを発見。
それは地下への通路の入り口。
その奥をライトで照らすとそこは・・・
ゆりっぺ「え?ちょ・・・まさか!」
ゆりっぺ「またギルドかよっ!」
次回12話は「Knockin' on heaven's door」
今回のAngel Beats!(エンジェルビーツ)11話は残り終盤に向けての「終わりの始まり」な話でした。
それにしても影怖い。
なんかほんとに『「世にも奇妙な物語」の「抜け出せないネットゲーム」』ってタイトルでありそうな展開ですね。
その影の脅威を体現してもらうためとはいえ、高松君南無です^^;
これだけメンバーがいれば物語に深くかかわらない一人ぐらいはこうゆう犠牲になることがよくありますが、言い方を変えれば高松君はどうでもいいキャラだったのかー(ノ▽`)切な過ぎる。
きっと同人誌とかでAngel Beats!本とかでたら高松君はそうゆうネタキャラで使われそうです(ぉ
本編では残念なことになってしまいましたが、高松ファンの人は彼が登場する同人誌買ってあげることがせめてもの供養かと(何
さて、ここでみなさんも薄々気づいてるはずの一つのシンプルな疑問がw
松下五段はどこいった!www
体育館の召集にもEDにもいないってことは・・・まだ山篭り中ですか?w
それともすでに影にやられちゃった?
でもそれだとNPCで現れるはずだけど、今は高松のみ・・・。
これはあれですね!彼が犯・・・ではなく、ただ単に山篭りから戻ってきたら「そして誰もいなくなった」的な!もしくは大団円だった!的な?w
日向が終盤で「二人で始めた戦線」と言ってますが、その辺のエピソードを知りたい方はAngel Beats!前日譚とも言える小説「Angel Beats! -Track ZERO-」がオススメです。
主にアニメ本編が始まる前の戦線結成の秘話が語られてます。
書いているのはもちろんアニメ本編のシナリオ担当と同じ麻枝准氏なので安心して読めます。
6月23日発売なので、アニメは最終話直前ですね。
全てを知った上でアニメの最終話を見る・・・。
そいつは・・・最高に気持ちがいいな(ぁw
Angel Beats! -Track ZERO-
著者:麻枝准(Key)
販売元:アスキー・メディアワークス
発売日:2010-06-23
クチコミを見る
かなでと落ち合う途中で日向と直井の待ち伏せにあってます。
互いに音無の手伝いをしたがってるわけですが、事情を知らない人から見れば音無を取り合ってるようですよ?^^;
直井は得意の催眠術攻撃。
直井「さぁ、僕の目を見るんだ。貴様はトイレットペーパーだ。あっという間に流されていくトイレットペーパーの潔さを・・・」
トイレットペーパーって潔いよいのかw
中にはトイレを詰まらせて潔くないのもいますけどね(何
日向は前回の件もあるので知ってるはずですが、さすが音無の舎弟(のつもり)の直井だけあって音無の目的を承知しているようです。
直井「分かってますとも。一人ずつ消していくんでしょ?」
間違ってはいないけどなんか違う・・・、日本語は奥が深いw
そんな会話をしていると直井の影が揺らぎ始め・・・
さぁ皆さんご一緒に、
直井!後ろ後ろ!w
実体化した影が瞬時に直井に襲い掛かる。
音無は直井を救おうと無我夢中のタックルで影を引き離すことに成功。
ターゲットを音無たちに切り替えた影が突進してきます。
こわぁぁぁ!;
小さい子が見たら泣くレベルw
効くかどうかは不明だったものの、音無と日向の銃斉射でなんとか撃破。
前回の野田の攻撃が効いているので、一応物理的攻撃は通用するようです。
再度影の報告を受けるゆりっぺだが当面は最低でも二人一組で行動するように通達するしかない現状。
ゆりっぺは立華と影の関連を問いただすため、立華を生徒会室に呼び出す。
立華と音無の秘密がバレそうになるも直井の機転でなんとか話をそらすことに成功・・・してるの?^^;
質問の内容から察するに明らかに疑ってると思うのですがw
竹山にバグを探させたもののそれらしいものは見つからず。
そんなとき外から銃声。
校庭を見ると野田たちが多数の影に襲われているのを発見。
立華は音無の指示で援護に・・・って、羽キター!w
思わずその美しさに見蕩れる音無ら。
とはいえ飛べるわけではないようで、そのまま落下w
でも着地直前に羽ばたいて衝撃を和らげているので、単なる飾りのみというだけではないようです。
まぁ・・・立華なら羽がなくても無事着地しそうですけどね。
ゆりっぺらも加わって激しい戦闘へ。
TKとかカッコイイなw
立華の動きが特にすごいw
歩くスピードは等速なのに腕だけ尋常じゃない動きで文字通り影をなぎ払っていきますw
日向「うわっ、あれくらいたくねぇ・・・」
実は実用的だったハンドソニックバージョン5。
先頭の最中、ゆりっぺはNPCが「影」化するのを目撃する。
まさかこの影は全部NPCが変容した姿?
もしそうだとしたら最低でも2000人強も潜在的な敵が存在することに・・・。
弾薬の問題もありますし、さすがに100体単位で襲い掛かられたらひとたまりもないわけですね。
ハルバートとかの刃物系が一番有効な武器に思えてきた・・・。
NPC自体も予期していなかったような変容のし方から、NPCの意思での「影」化ではないようです。
それでもなんとか撃破することに成功。
しかし藤巻が血相をかえて現れる。
藤巻「やべぇぞ、高松が・・・高松がやられちまった!」
大山が発見したときは既に影に襲われた末期状態。
メガネだけ残して影とともに地面に消えた高松。
何が起きているのかを把握できないまま、次の日へ。
なんと教室で影に食われたはずの高松を発見。
しかし、そこにいた高松は一般生徒の制服を着て淡白な受け答えばかり。
しかも記憶がないどころかその目の奥には生気が感じられず・・・。
ゆりっぺ「今の問答だけで十分よ。何が起きたか分かったわ。彼・・・NPCになっちゃったのよ」
一番恐ろしい結論。
影に魂を食われた者は消えることのできないNPCとして永遠にこの世界で存在し授業を受け続けるということ。
今まで人間だったのが世界を構成する単なる部品になるようなものです。
「者」が「物」になる・・・、個性と意思のある者からすればこれほど恐ろしいことはないわけです。
日向「そんな・・・それって死ぬよりか酷くねぇ?永遠にかよ・・・永遠にここに閉じ込められちまったのかよ!なんだよそりゃ!くそっ!」
藤巻「これじゃ・・・天使に消されちまったほうがまだましじゃねぇか」
満足して成仏できること・・・、永遠にその選択肢を絶たれた物は、魂に尊厳があるとすればその尊厳まで奪われたことになるわけです。
ゆりっぺは急遽SSSを召集。
現状を伝えるも有効な打開策がないのも確か。
ゆりっぺ「さて、こうした危機に瀕する中、この死んだ世界戦線に別の思想を持つ者たちが現れ、戦線を新たな道に導こうとしている。その道は、現在のこの世界における危機回避の一つの選択肢にもなりえる。なのでそちらの道の代表として、音無君、堂々とここでその想いを語ってもらえるかしら」
ゆりっぺはお見通しでした。
おそらく気づいた当初は一つの考え方として尊重しつつも、かといって手伝うつもりもないといった感じだったのでしょう。
しかし、この世界から旅立つことが現状での有効策になると思ったからこその発言許可なのでしょうね。
音無の語るところは省略されていますが恐らく、立華の目的はSSSメンバーを「消す」ことではなく、生前の理不尽な記憶や想いをここで清算し、満足して新しい世界へ旅立ってもらうことを説明したのでしょう。
そのためにはSSSのみんなが、自分が生前できなかったことを体験し、「幸せ」や「満足できること」を見つけて欲しいということも・・・。
突然の話でその言葉を信用できず、「この世界にそんな幸せがあるはずない」と反発するSSSメンバーら。
日向「あったんだよ。ユイはそれを見つけた。俺みたいな人間のクズのまま死んできたようなやつでもさ、この世界でそれを与えてやることが出来た」
直井「ボクもです。ボクは神ですが、それでも・・・音無さんだけが、ボクに人の心を取り戻させてくれた。たった一言かけてくれた・・・労いの言葉で」
日向は10話でのことがあった分、言葉の重みが違いますね。
ゆりっぺ「どの道を選ぶかは皆にまかせるわ」
SSSメンバー「ゆりっぺは・・・ゆりっぺはどうするんだ?」
ゆりっぺ「私?あたしはいつだって勝手だったし、あなたたちを守れやしないし、あたしがしたいようにするだけよ」
あえてSSSメンバーを突き放すような言い方です。
ゆりっぺが自分の意見を言ってしまうと、皆その意見に付いてきてしまうので、こうした方が各自の判断をしてくれると思ったのでしょうね。
解散後、ゆりっぺは立華の能力を影迎撃に当たらせるよう指示。
音無「確かに・・・天使だけにそりゃ適任だな」
ゆりっぺ「別にその子、天使じゃないわよ?」
音無「・・・・・え!?今なんて言った!?」
ゆりっぺ「その子、天使じゃないわよ。あたしたちと同じ人間よ。気づいてなかったの?」
音無&日向「えぇぇぇぇー!?」
音無と日向驚愕!w
直井は平静を装いつつも体は震えて動揺しまくりw
ここに来て新たな事実が・・・と思ったけど、1話での最初の出会いの開口一番で「私は天使じゃない」って言ってたことに気づく音無。
あるがままの言葉の意味で受け止めればよかっただけの話w
1話でゆりっぺが言った「あるがままを受け止める」はこうゆうことも含まれてたのでしょうか。
とはいえ、「私も死んだ人間」と付け加えれば誤解も簡単に解けてたでしょうに^^;
立華かなでの不器用さ恐るべしw
麻枝准氏のシナリオでは序盤での何気ない会話や行動が実は伏線になってたり重要な想いや意味合いが含まれていたりと、『最終話まで見た後で1話を見直すと分かる発見』が隠されてたりします。
(「AIR」で言えば観鈴の一瞬溜めた後の「遊びたいなっ」の一言とか・・・。あの一言はいろんな想いが詰まった言葉だったんだと分かったときの感動は目からうろこでした)
「あの言葉にはそうゆう想いが含まれてたのか」とか、「だからあの時の行動はああだったのか」と関心できるのが「だーまえシナリオ」w
最終話が目前ですが、改めて1話をよく見直しておくと面白い発見がありかもしれませんね。
立華かなでが人間だったということは当然立華も理不尽な出来事と思い残したことがあるわけですが、今はそれについては言及されてません。
これが最終話での大きな伏線なのかも。
いったい何が語られるのか、それがこの作品をどう締めくくるのかが楽しみで仕方がないw
頭をなでられ、上目遣いになる立華がなんか可愛く思える。
こうゆうところから感情を読み取るのは難しいですが、まんざらでもないのでしょう。
ゆりっぺは確かめてみたいことがあると言い、単独行動をとるつもり。
先ほどの召集のときに、自分に付いて来いとは言わなかった手前、周りに頼るわけにはいかない。
付いて来ることを選択する人もいるかもしれないが、考える時間が必要だろうし、今はそれを待つ時間が惜しいからこその単独行動。
ゆりっぺ「戻ってきたとき、みんなが消えて、無事この世界から去っていたら、あなたのおかげだと思っておくわ」
まるでもう会うことがないかもしれないという言い方。
現在の危険度からすれば、一つ間違えばこれが最後の会話になるかもしれないわけです。
自分はゆりっぺを待つと言う音無に対して、私のことは気にしないでと歩みだすゆりっぺだが、日向の言葉で立ち止まる。
日向「いや、気にするよ。いきなり何言ってんだよ?二人から始まった戦線じゃねぇか・・・。長い時間一緒に過ごしてきたよな?だから、終わるときは一緒だ。俺はお前を置いて行かない」
ほんと、日向はここぞと言うときに良いセリフ言ってくれますね (ノ-'*
そのとき、どこからか敵襲の声。
ゆりっぺ「じゃ、また会えたら会いましょう」
背を向け走り出すゆりっぺ。
日向「ゆりっぺ!」
日向の感情をこめたそのあだ名に、ゆりっぺは苦笑する。
ゆりっぺ「酷いあだ名・・・、でもそのおかげでみんなに慕われたのかもね。ありがと」
その場にいたものは見送ることしか出来なかった・・・。
EDは各自の気持ちの整理をするシーン。
それぞれの旅立ちへの迷いと、それによる別れを惜しんでいるようです。
竹山はブログを書いているようですが、この世界では見てくれるのは学生のみ?^^;
ED後は単独行動に入ったゆりっぺのシーン。
先日の戦闘でNPCが「影」化したことから、『ANGEL PLAYER』でガードスキル同様にNPCもプログラムで作られたと推測。
だとすれば誰かがプログラムの書き換えで「影」化させたとすれば合点がいく。
そうなると『ANGEL PLAYER』を動かせるパソコンがたくさん必要で、そんな数のパソコンが置いてあるとすれば・・・図書館。
夜の図書館でゆりっぺは盗まれたパソコンの補充と設置作業をするNPCと遭遇。
パソコンが盗まれたのは「影」化のためと確信したゆりっぺはNPC退出後、再度侵入。
大量のパソコンを目立たず運び出せる方法を検討しつつパソコンルーム内を調べていると床の一部に不自然なタイルを発見。
それは地下への通路の入り口。
その奥をライトで照らすとそこは・・・
ゆりっぺ「え?ちょ・・・まさか!」
ゆりっぺ「またギルドかよっ!」
次回12話は「Knockin' on heaven's door」
今回のAngel Beats!(エンジェルビーツ)11話は残り終盤に向けての「終わりの始まり」な話でした。
それにしても影怖い。
なんかほんとに『「世にも奇妙な物語」の「抜け出せないネットゲーム」』ってタイトルでありそうな展開ですね。
その影の脅威を体現してもらうためとはいえ、高松君南無です^^;
これだけメンバーがいれば物語に深くかかわらない一人ぐらいはこうゆう犠牲になることがよくありますが、言い方を変えれば高松君はどうでもいいキャラだったのかー(ノ▽`)切な過ぎる。
きっと同人誌とかでAngel Beats!本とかでたら高松君はそうゆうネタキャラで使われそうです(ぉ
本編では残念なことになってしまいましたが、高松ファンの人は彼が登場する同人誌買ってあげることがせめてもの供養かと(何
さて、ここでみなさんも薄々気づいてるはずの一つのシンプルな疑問がw
松下五段はどこいった!www
体育館の召集にもEDにもいないってことは・・・まだ山篭り中ですか?w
それともすでに影にやられちゃった?
でもそれだとNPCで現れるはずだけど、今は高松のみ・・・。
これはあれですね!彼が犯・・・ではなく、ただ単に山篭りから戻ってきたら「そして誰もいなくなった」的な!もしくは大団円だった!的な?w
日向が終盤で「二人で始めた戦線」と言ってますが、その辺のエピソードを知りたい方はAngel Beats!前日譚とも言える小説「Angel Beats! -Track ZERO-」がオススメです。
主にアニメ本編が始まる前の戦線結成の秘話が語られてます。
書いているのはもちろんアニメ本編のシナリオ担当と同じ麻枝准氏なので安心して読めます。
6月23日発売なので、アニメは最終話直前ですね。
全てを知った上でアニメの最終話を見る・・・。
そいつは・・・最高に気持ちがいいな(ぁw
Angel Beats! -Track ZERO-
著者:麻枝准(Key)
販売元:アスキー・メディアワークス
発売日:2010-06-23
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keyアニメに天使の羽は似合いますね。
そして忘れられた五段w
山籠ってるうちにアニメ終わるぞwww