Angel Beats!(エンジェルビーツ)12話「Knockin' on heaven's door」は最終話直前のいよいよ大詰め。
「天国への扉をたたく」、果たしてそれは「楽園への入り口に立った」のか、それとも「死のふちに入ろうとしている」のか!(既に死んでるけど)

12話では、影によるNPC化の真相が語られますが、何より「ゆりの気持ち」の大きな変化を見れたところが見所ですね。
「理不尽な悲しい記憶」を1度しかない人生としてしっかり忘れず受け止めつつ、同じぐらい大切な「掛け替えのない記憶」があることを自覚したときの「ゆり気持ち」と感情は必見です。
ただ、その真相が「愛」についての解釈によって複雑になってくるので自分の中で言葉にするのに時間がかかりました(むしろ保留中ですごめんなさい;)。
それに伴って文章量も多くなってしまいました(多分今までで最長)(;´д`
深く考えすぎなのかもしれませんので、気楽にというか、むしろ懐疑的な視点で読んでください。
それでは以下、Angel Beats!(エンジェルビーツ)12話本編解説。
「天国への扉をたたく」、果たしてそれは「楽園への入り口に立った」のか、それとも「死のふちに入ろうとしている」のか!(既に死んでるけど)

12話では、影によるNPC化の真相が語られますが、何より「ゆりの気持ち」の大きな変化を見れたところが見所ですね。
「理不尽な悲しい記憶」を1度しかない人生としてしっかり忘れず受け止めつつ、同じぐらい大切な「掛け替えのない記憶」があることを自覚したときの「ゆり気持ち」と感情は必見です。
ただ、その真相が「愛」についての解釈によって複雑になってくるので自分の中で言葉にするのに時間がかかりました(むしろ保留中ですごめんなさい;)。
それに伴って文章量も多くなってしまいました(多分今までで最長)(;´д`
深く考えすぎなのかもしれませんので、気楽にというか、むしろ懐疑的な視点で読んでください。
それでは以下、Angel Beats!(エンジェルビーツ)12話本編解説。
12話のアバンでは無数の影と対峙する立華奏。
これらのシーンだけ見るとなんか違う作品に見えてくるw

羽根もちゃんと付けてます。
でも、もともとはSSSに対してのものなので、影相手だと意味なし?w
音無の指示を守っているんでしょうね。
ちなみに今回のOPは無し。
物語の終盤って感じですね!(まだ後1話あるけど
音無・日向・直井は立華奏が影の相手をしてくれている間に全戦線のメンバーに会って説得し、旅立ってもらおうとする。
全戦線メンバーって・・・こんな危険な状況で何時間かかるんだ^^;
と思ったらガルデモメンバーら他の戦線メンバー大半が待っていた。
関根「私たちはもう、いいってゆうかね」
ひさ子「あんたの話を聴いて、納得しちゃったんだよ」
ここにいるメンバーらは皆、既に納得できていて、あとはきっかけが欲しかったって感じですね。
入江「毎日が文化祭みたいで楽しかったな」
この世界でもまともな学園生活を送らずとも、皆「文化祭のような楽しさ」を味わいたかった者がほとんどなんでしょうね。

ひさ子「やるんならやりきってくれ。でないとあたしたち、あんたに説得されただけみたいになるじゃん。もしずっと続いてきたこの戦線がなくなっちまうんだったらさ、この世界はさ、あんたを含めてその意味を果たしたことになってさ、いい風(ふう)になったんだなって思えるからさ。ただ一時あたしたちは、ありはしなかった青春をさ、ただ楽しんでたってことになれば、それだけで十分だなって・・・」
音無「何言ってんだよ、わかんねぇよ」
先に旅立つ者からすればやはり心残りになるのは後のこと。
不安にさせないためにあえてぶっきらぼうな言い方をする音無。
ひさ子と音無のタッチは、「先に旅立つ者からまだ残る者へ託す」意味合いがあるんだと思います。
ひさ子「次もバンドやるよ」
音無「ああ、きっとまた好きになる」
生まれ変わった後の再開を約束するとともに別れを告げ、皆旅立つのでした。
次の瞬間あっさり消えるところが、スッっと一気に物悲しくなる雰囲気を出していますね。
12話の序盤とはいえ見所でした。
直後、影に襲われ建物の外に出るとそこには凄まじい数の影の姿が。
既にかなりのNPCが影化しているようですね。
そんな音無らのピンチに野田・大山・藤巻・TKらが駆けつける。

皆ゆりっぺを信じ、最後まで残ることにしたようです。
やはり主要メンバーはこうでなくてはw
そこにさらに颯爽と現れる細身の男。
?「なんだこの世界は!何が起きたって言うんだ!」
日向「ってゆうかお前に何が起きた?」
松下五段でしたwww痩せすぎwww
いくら食べ物が少なかったからって、骨格まで変わってるーw
しかもなんか素手で影倒してるしーw
ある意味、立華の次に強いのかも・・・。

そんな感じにいつものギャグモードをしていると囲まれる音無ら。
藤巻「無事に去っていこうぜ。メンバー全員でよぉ!」
終盤なんだな〜って感じですね〜。
一方ゆりっぺはギルドの奥へ進むものの、そこには影が多数待ち伏せ。
残弾が残り少なくなり、打つ手を考えているところにチャー登場。
ギルドにも地上の状況等は伝わっているらしい。
ゆりっぺに武器を渡すチャー。

うは〜、ドラムマガジンですよ、チャーさんわかってらっしゃるw
全ての戦いの終わりが近づいていることを聞くとギルドの解散を伝える。
これまでのことを感謝するゆりっぺ。
チャー「いや、一人のバカが居ただけだ・・・。じゃあな」
渋い旅立ち方です、完全にオヤジですよねぇ〜、ほんと学生に見えない^^;
オールドギルドまで到達し、休息。
ふと立華奏のことを想うゆりっぺ。
もっと早く敵ではないことを気づいていてあげられたらと後悔するが、神を許せない気持ちが強いゆりっぺにとって、敵と認識してしまうことは無理からぬことだったのかもしれない。
休息もつかの間、オールドギルドにも現れる影。
そのとき、背後の影に気づくのが遅れ・・・
ゆり「(あれ?何かを考えていたような・・・、なんだっけ・・・)」
ゆりは教室でボーッとしていてノートをとるのを忘れる。
咄嗟のことで大声を上げてしまい恥をかくゆり。
それにしても・・・なぜにトイレ^^;

おそらくこれは影によるNPC化寸前の11話で言うところの直井が「何かが入ってくる」状況なのでしょう。
魂が食われる寸前のせめぎ合いのためか、校庭で一瞬影と戦っている奏が見えますし、学友の名前も忘れています。
関係ないけど、名前だけで姿が出ない「藤原君」とやらが気になるw
学友との他愛のない会話、幸せな雰囲気。
もしゆりっぺに理不尽な出来事がなければ、ほんとにこんな学生生活を送っていたのでしょう。
ちなみにここで、先生に苗字を呼ばれます。
「なかむら」と言うらしい、「なかむらゆり」?漢字だとどう書くんだろう。
「中村ゆり」?これだと普通すぎ?
立華奏みたいに、ちょっとひねって「仲村ゆり」とか?w
本来ならそのまま何の疑問も持たずに、NPC化するはずが・・・
ゆり「すごく幸せですね。すごく幸せな風景。あたしにはまぶしすぎる。みんなこんな時間に生きてるんだ。いいですね、羨ましいです。ここから消えたら・・・やり直せますかね?こんな当たり前の幸せをあたしは・・・受け入れられますかね?」

ゆり「記憶も失って、性格も変わって、ならできますよね。でも、だったら『生まれ変わる』って何?それはもう私の人生じゃない。別の誰かの人生よ。人生は私にとってたった一度のもの。それはここに、たった一つしかない。これが私の人生、誰にも託せない。奪いも出来ない人生。押し付けることも、忘れることも、消すことも、踏みにじることも、笑い飛ばすことも、美化することも、何も出来ない。ありのままの残酷で無比な、たった一度の人生を受け入れるしかないんですよ!」
ゆりっぺの『生まれ変わる』ことへの考え方が出ていますね。
一般的には「生まれ変わっても自分は自分(前世とかの意味で」という感じだと思いますが、ゆりっぺは「記憶もなくなり性格も変わるのではそれはもはや自分ではない」という考え方。
聞いててなるほどと思ってしましました。
前世があったとして、果たしてそれが自分かと言われれば「違う人の人生」になるわけで、環境が違うので同じ性格であることはないだろうし、そもそもそんな記憶はない。
仮に魂と呼べるものがあって、それが新しく生まれる人に入ってもそれはもう「別の人であって自分ではない」ってことですね。
広域に考えれば自分(の魂)かもしれませんが、ゆりっぺの考え方ではそうではないようです。
今ここにある記憶と性格こそが「自分」であって、それは他の誰かにどうこうできるものではない。
それ故に、どんな残酷な人生であろうとも「たった一度きりのもの」として受け入れるしかない。
ゆりっぺがどれだけ「自分の人生」と言うものが変えられないものであるかを分かっているセリフです。
教室には既に人の姿はない。
ゆり「先生、分かりますか?だから私は戦うんです。戦い続けるんです。だって・・・そんな人生・・・、一生受け入れられないから!」
『(人生は変えられないものだから)受け入れるしかないのに(そんな残酷な人生は)一生受け入れられない』だからこそ抵抗する。
そんな矛盾にも似たバランスの上に成り立っているのがゆりっぺなんですね。
叫んだ直後、ゆりっぺは影の濁流に飲まれる。
そのとき音無の声が聞こえ、手を伸ばす。
つかまれた感触と同時に目を覚ますゆりっぺ。
そこには音無・日向・直井・、そして立華も。
立華がゆりっぺの想いを感じ取ったらしくここまで案内してくれたとのこと。
奏にそんな能力がw

立華「とりあえず服整えたら?」
制服が乱れまくってたようですw
苦しんでたんでしょうか・・・、ある意味Angel Beats!(エンジェルビーツ)で一番のサービスシーンかも?^^;
照れ隠しに強がるゆりっぺ(*´艸`)
よく見たら、ゆりっぺの武器はダブルドラムマガジンなのか・・・凄い弾数だなぁ〜、ってゆうか相当重いだろなぁ^^;
さらにギルド内を捜索するゆりっぺたちの前に、異様に影が密集して守っているような場所を発見。
数が多すぎるので「絨毯爆撃でもないと」と攻めあぐねていると奏が立ち上がり・・・
立華「じゃあ行ってくるわ」
そう言って一人ジャンプして突入w

すると光と共に一気に殲滅w
回転しながら翼で攻撃したのでしょうか。
直井「あれの戦闘能力は爆撃機並みか」
最後に音無らに向かってグッドのポーズw
無表情でお茶目なことしてくれるのが立華かなでの魅力でしょう。
それでも尚湧き続ける影。
音無らにこの場は任せ、先に進むゆりっぺ。
その先にあったものは・・・
『第二コンピュータ室』^^;
こんな地下でも学校内ってことなんですね。
むしろ不気味さを感じます。
まさにこれが「heaven's door」かもしれないわけですね。
情報系学校ならよく見かけそうな「heaven's door」ですがw
その扉を開けるゆりっぺ。
そこにあったのは無数のパソコン。
その各モニタにはNPCの影化する様子が映し出されていることからゆりっぺは自分の推測を確信する。

謎の青年「よくたどり着けましたね」
声の先には謎の青年が・・・ってゆうか石田彰さんじゃないですかw
まさかラスボスが石田彰さんだったとは・・・。
なんかこの達観した落ち着き感のある雰囲気・・・カヲル君っぽいw
自分は決まりごとにしたがっているだけと言うその青年の話し方から、ゆりっぺは彼がプログラミングで動いているのだと指摘し、その青年も同意する。
ゆりっぺ「だれがそんなことを」
謎の青年「名前を言っても無意味でしょう、遠い昔の人です」
この辺の名前を出さないところは伏線かな?
青年によれば「ANGEL PLAYER(エンジェルプレイヤー)」はこの世界のマテリアルを作成・改変できるソフト。
原理については割愛されてますね。
まぁこの手の設定はSFみたいなもんですし、深く掘り下げてもあまり意味はない・・・もしくは別の機会に語られるとか?w
他にもいろいろ聞きたいことはあるものの、切迫している状況から本題へ。
ゆりっぺ「あなたはなにが起きたらこうするようにプログラミングされているの?」
謎の青年「プログラミングの内容は分かません」
ゆりっぺ「じゃあ聞き直す葉わ。あなたにとって世界にに何がおきたの?」
謎の青年「世界に『愛』が芽生えました」
愛!?Σ('-'ノ)ノ
なるほど愛かぁ〜、意外な言い方だけどある意味納得w
この場合、「愛が芽生える」と「愛を知る」のは別の意味なのでしょうか。
それによって解釈が変わってくるのですが・・・。
「愛を知る」と愛は幸せな感情なので、満足しこの世界ですぐ消えるのでしょうけど、「愛が芽生える」はまだ愛する前・・・つまり「恋」ってこと?
「恋」というのは自分の一方的な感情故にまだあやふやなもので幸せ・・・とまではいかず、消えるまでにはならない・・・という感じでしょうか。
この辺の解釈が現時点では定まらないので保留にします。
謎の青年「愛が芽生えてしまうとここは永遠の楽園に変わります。しかし、この世界はそうなってはいけない。なぜならここは、卒業していくべき場所だからです」
ゆりっぺ「そう思った人がいたのね」
謎の青年「ただ、誰かのために生き、報われた人生を送った者が、記憶喪失で迷い込んでくることが稀にある。そのときにそうゆうバグが発生するんです」
ゆりっぺ「そしてそれが「ANGEL PLAYER(エンジェルプレイヤー)」のプログラマー」
そのプログラマーがバグを修正するためのリセット機能が影を使ったNPC化というわけ。
今回のバグは要するに音無ってことになりますね。
となるともし音無に愛が芽生えたなら、このプログラマーの様になる可能性も?
好きな人とずっと今のまま幸せでいたいと思うのは人として当然の感情。
そんな恋するするものにとって、この「年もとらず死なない世界」はまさに理想の楽園。
永遠にこの世界で好きな人と暮らせるわけです。
しかしそれではこの世界の存在理由自体が変化してしまう。
ここは一時的に居る場所であり、居続けてはいけない場所。
そんな一時的に居る場所に戻すためのリセットなわけです。
まぁその時にこの世界にいた者からすればとんでもないとばっちりですね^^;
ネトゲーで言うところの「バグが蓄積され過ぎちゃってたんで、細かいところ直すの面倒だから初期データに戻しますね〜。今プレイしている人には悪いけど、今まで長年育ててきた経験値やレベルとかもなくなりますし、バグで壊れたNPC直すのも面倒なので、みなさんのキャラデータをNPCに切り替えちゃいますね〜」みたいなものか〜(違
・・・なんて恐ろしい例えだ(((( ;゚Д゚)))我ながら身の毛がよだつ(駄
話がそれたので元に戻します。
そのリセットによってNPCになった者が一人だけいるらしい。
謎の青年「そのプログラマーです」
あれ?てことは高松は二人目?^^;
そのプログラマーは愛を知りこの世界から去った彼女にまたこの世界で会うため待ち続けるわけだが、そんな彼女が再び理不尽な人生を送り、青春時代に自殺ではない死に方をする確率・・・そんな天文学的な数字の可能性を待ち続けるのはもちろん容易ではなく、精神の方がもたなくなる。
その待ち続ける状況に耐え切れず、自分自身をNPC化するプログラムを組んだわけですが、自分をNPC化しようと思った時点で既に精神が異常をきたしている感じですね。
正常なら自分自身を部品化するなんて発想はできないと思いますし。
「ANGEL PLAYER(エンジェルプレイヤー)」があればNPC化した後も元に戻せそうな気もしますけどね〜、それなら高松も戻れるし。
そうでないとそのプログラマーにとって目的の女性が現れてもNPCのままになっちゃうし、戻るプログラムもありそうな・・・。
ゆりっぺ「もしかして、そっちが先だったんじゃないの?そして同じことが起きないよう世界を適応させた」
正気を失ったのが先か、プログラムを組んだのが先か・・・どちらにせよその人が報われるかは定かではない。
それすら確認できないほどの、なんとも気の長い話。
ここまで聞いてると、この「謎の青年」がそのプログラマーの成れの果てなのでしょうか。

謎の青年「ボクにも何が正しいのかは分かりません。ただここまでたどり着いたあなたならば、その答えを導き出せるかもしれません」
ゆりっぺ「どうゆう意味よ」
謎の青年「あなたの意思次第では、世界を改変できる、と言う意味です」
ゆりっぺ「改変してどうすんのよ」
謎の青年「彼が選ばなかった道も選べます」
それはゆりっぺが自分の理想の世界を作れると言うこと・・・まさに神になれるということ。
・・・世界を・・・改変!?Σ('-'ノ)ノ
それどこのハルヒですか?www
なんてことは置いといて、自分がこの世界の神になれることを知ったゆりっぺはその魅力的な内容に狂気に取り付かれたかのように笑い出す。
ゆりっぺ「(手に入れたんだ、この世界を、私はやった。戦ってきたのはこのためだったんだ。天使にだって勝てる。このシステムがあれば・・・最強だ!)」
しかし目を閉じ、一呼吸置いたゆりっぺは自嘲の表情に。
ゆりっぺ「・・・なんてことするわけないじゃない。奏ちゃんにも、もうそんなことできない・・・、だって私は、ここまで来たのは・・・私は・・・」
謎の青年は恐ろしいほどの速度で拡大する愛を感じ取る。
ゆりっぺ「だって、私がここまでやてきたのは、みんなを守るためなんだから!」
謎の青年「ああ、発生源はあなたでしたか。で、何をしようと言う気です?」
ゆりっぺ「全てのマシンをシャットダウンしなさい、今すぐ」
謎の青年「いいんですか?ちゃんと考えたんですか?まだまだ時間はありますよ?それこそ永遠に」
この青年はゆりっぺにとって一番気にしている失言をしていまいましたね。

ゆりっぺ「あのね、教えてあげる。人間というものは、たったの10分だって、我慢してくれないものなのよ!」
この世界に来ることになった理不尽な生前。
たったの10分ごとに守りたい兄弟3人を奪われ、自分だけ生き残った者にとって、永遠に自分だけが幸せで居られることの選択権を与えられること、そしてそれをいつまでも待ってもらえる状況にあることは、皮肉以外の何者でもないわけです。
この後の乱射シーンはスカッとしますね〜。
溜まってた感情がぶちまけられた感がありますw
青年に向けた銃と2発の銃声。
青年が消えたのはNPCだから?それとも・・・。
ってゆうか銃声直前の青年のカットの背景がハートマークだと、これだけ見ると危ないお兄さんみたいですw

すべてが終わり、呆然と座り込むゆりっぺ。
これで影もなくなり、みんなは無事旅立ったはずだと安心する。
ここからバックでEDの「Brave Song」が流れますが、まさにこの12話のためにあるような曲ですね。
ゆりっぺ「にしても、不覚だ。お姉ちゃん、あんたたちと同じぐらい、みんなのこと大切に思っちゃったんだ・・・。あんたたちが誇れるぐらい、あんたたちだけを愛する姉でいたかったのに・・・。ああ・・・この気持ちはなんなんだろう・・・。どうしちゃったんだろう。私を突き動かしていたものが、消えていく・・・、それが消えちゃったら、ここに居られなくなる。人生はあんなにも理不尽にあんたたちの命を奪い去っていったのに、なのにみんなと過ごした時間は掛け替えがなくて、私も、みんなの後を追いかけたくなってきちゃったよ」
SSSの仲間と一緒に過ごした楽しかったここでの記憶が、過去の悲しい記憶と同等、もしくはそれ以上の比率を占めたわけですね。
悲しい記憶も自分だけの「たった一つの人生」としいて受け入れなくてはならないのなら、それ以上の楽しかった記憶があれば、全てをひっくるめて自分の人生として受け入れられる。
ゆりっぺが、人生も捨てたもんじゃない・・・と思えたシーンです。

頭を上げたゆりっぺは兄弟3人と向かい合う。
次女「ありがとう、もう十分だよ」
三女「もうお姉ちゃんだけ苦しまなくてもいいよ」
長男「長い間お疲れ様、お姉ちゃん」
ゆりが一番聴きたかった言葉。
それを聴けたゆりは恐らくこの世界で初めての涙を流すのでした。

EDは消えたみんなも揃っての全員集合バージョン?
松下五段もちゃんと痩せてるし、高松もいるw
いやまだ一人、大事なキャラがいない!
そういえば竹山と遊佐を見かけなかったような気がするのですが・・・序盤で一緒に消えた?^^;
ゆりっぺ消えた!?
と思ったらED後目覚めるとそこは保健室のベッド。
思いっきり泣いたせいでしょうか、目のあたりがw

そこにいたのは立華と音無と日向と直井。
そして物語は最終話「Graduation」へ。
これまた次回予告内のセリフがまんまですね〜。
ゆりっぺが発生源の「愛」って、この場合どうゆう愛なんでしょう。
母性愛的なものかな、それとも信頼に近い愛?
仲間を大事に思う・・・友情的なもの?
まさか友を愛する・・・友愛!?Σ('-'ノ)ノ
今回の12話で、最終戦闘的なものは終わった感じです。
あとは13話まるまるエピローグかな〜?w
まだ立華奏のこの世界にとどまる理由も明かされてませんし、いくつか伏線というかスッキリしていないポイントが残ってるので、それらがスッキリすることに期待!
そういえばいよいよ23日にDVD・BD1巻が発売ですね。
嗚呼・・・オーディオコメンタリー聴きたいワァ.*・゜゚・*:゜(n‘∀‘)η゚・゚・*☆
Angel Beats! 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
出演:神谷浩史
販売元:アニプレックス
発売日:2010-06-23
おすすめ度:
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これらのシーンだけ見るとなんか違う作品に見えてくるw

羽根もちゃんと付けてます。
でも、もともとはSSSに対してのものなので、影相手だと意味なし?w
音無の指示を守っているんでしょうね。
ちなみに今回のOPは無し。
物語の終盤って感じですね!(まだ後1話あるけど
音無・日向・直井は立華奏が影の相手をしてくれている間に全戦線のメンバーに会って説得し、旅立ってもらおうとする。
全戦線メンバーって・・・こんな危険な状況で何時間かかるんだ^^;
と思ったらガルデモメンバーら他の戦線メンバー大半が待っていた。
関根「私たちはもう、いいってゆうかね」
ひさ子「あんたの話を聴いて、納得しちゃったんだよ」
ここにいるメンバーらは皆、既に納得できていて、あとはきっかけが欲しかったって感じですね。
入江「毎日が文化祭みたいで楽しかったな」
この世界でもまともな学園生活を送らずとも、皆「文化祭のような楽しさ」を味わいたかった者がほとんどなんでしょうね。

ひさ子「やるんならやりきってくれ。でないとあたしたち、あんたに説得されただけみたいになるじゃん。もしずっと続いてきたこの戦線がなくなっちまうんだったらさ、この世界はさ、あんたを含めてその意味を果たしたことになってさ、いい風(ふう)になったんだなって思えるからさ。ただ一時あたしたちは、ありはしなかった青春をさ、ただ楽しんでたってことになれば、それだけで十分だなって・・・」
音無「何言ってんだよ、わかんねぇよ」
先に旅立つ者からすればやはり心残りになるのは後のこと。
不安にさせないためにあえてぶっきらぼうな言い方をする音無。
ひさ子と音無のタッチは、「先に旅立つ者からまだ残る者へ託す」意味合いがあるんだと思います。
ひさ子「次もバンドやるよ」
音無「ああ、きっとまた好きになる」
生まれ変わった後の再開を約束するとともに別れを告げ、皆旅立つのでした。
次の瞬間あっさり消えるところが、スッっと一気に物悲しくなる雰囲気を出していますね。
12話の序盤とはいえ見所でした。
直後、影に襲われ建物の外に出るとそこには凄まじい数の影の姿が。
既にかなりのNPCが影化しているようですね。
そんな音無らのピンチに野田・大山・藤巻・TKらが駆けつける。

皆ゆりっぺを信じ、最後まで残ることにしたようです。
やはり主要メンバーはこうでなくてはw
そこにさらに颯爽と現れる細身の男。
?「なんだこの世界は!何が起きたって言うんだ!」
日向「ってゆうかお前に何が起きた?」
松下五段でしたwww痩せすぎwww
いくら食べ物が少なかったからって、骨格まで変わってるーw
しかもなんか素手で影倒してるしーw
ある意味、立華の次に強いのかも・・・。

そんな感じにいつものギャグモードをしていると囲まれる音無ら。
藤巻「無事に去っていこうぜ。メンバー全員でよぉ!」
終盤なんだな〜って感じですね〜。
一方ゆりっぺはギルドの奥へ進むものの、そこには影が多数待ち伏せ。
残弾が残り少なくなり、打つ手を考えているところにチャー登場。
ギルドにも地上の状況等は伝わっているらしい。
ゆりっぺに武器を渡すチャー。

うは〜、ドラムマガジンですよ、チャーさんわかってらっしゃるw
全ての戦いの終わりが近づいていることを聞くとギルドの解散を伝える。
これまでのことを感謝するゆりっぺ。
チャー「いや、一人のバカが居ただけだ・・・。じゃあな」
渋い旅立ち方です、完全にオヤジですよねぇ〜、ほんと学生に見えない^^;
オールドギルドまで到達し、休息。
ふと立華奏のことを想うゆりっぺ。
もっと早く敵ではないことを気づいていてあげられたらと後悔するが、神を許せない気持ちが強いゆりっぺにとって、敵と認識してしまうことは無理からぬことだったのかもしれない。
休息もつかの間、オールドギルドにも現れる影。
そのとき、背後の影に気づくのが遅れ・・・
ゆり「(あれ?何かを考えていたような・・・、なんだっけ・・・)」
ゆりは教室でボーッとしていてノートをとるのを忘れる。
咄嗟のことで大声を上げてしまい恥をかくゆり。
それにしても・・・なぜにトイレ^^;

おそらくこれは影によるNPC化寸前の11話で言うところの直井が「何かが入ってくる」状況なのでしょう。
魂が食われる寸前のせめぎ合いのためか、校庭で一瞬影と戦っている奏が見えますし、学友の名前も忘れています。
関係ないけど、名前だけで姿が出ない「藤原君」とやらが気になるw
学友との他愛のない会話、幸せな雰囲気。
もしゆりっぺに理不尽な出来事がなければ、ほんとにこんな学生生活を送っていたのでしょう。
ちなみにここで、先生に苗字を呼ばれます。
「なかむら」と言うらしい、「なかむらゆり」?漢字だとどう書くんだろう。
「中村ゆり」?これだと普通すぎ?
立華奏みたいに、ちょっとひねって「仲村ゆり」とか?w
本来ならそのまま何の疑問も持たずに、NPC化するはずが・・・
ゆり「すごく幸せですね。すごく幸せな風景。あたしにはまぶしすぎる。みんなこんな時間に生きてるんだ。いいですね、羨ましいです。ここから消えたら・・・やり直せますかね?こんな当たり前の幸せをあたしは・・・受け入れられますかね?」

ゆり「記憶も失って、性格も変わって、ならできますよね。でも、だったら『生まれ変わる』って何?それはもう私の人生じゃない。別の誰かの人生よ。人生は私にとってたった一度のもの。それはここに、たった一つしかない。これが私の人生、誰にも託せない。奪いも出来ない人生。押し付けることも、忘れることも、消すことも、踏みにじることも、笑い飛ばすことも、美化することも、何も出来ない。ありのままの残酷で無比な、たった一度の人生を受け入れるしかないんですよ!」
ゆりっぺの『生まれ変わる』ことへの考え方が出ていますね。
一般的には「生まれ変わっても自分は自分(前世とかの意味で」という感じだと思いますが、ゆりっぺは「記憶もなくなり性格も変わるのではそれはもはや自分ではない」という考え方。
聞いててなるほどと思ってしましました。
前世があったとして、果たしてそれが自分かと言われれば「違う人の人生」になるわけで、環境が違うので同じ性格であることはないだろうし、そもそもそんな記憶はない。
仮に魂と呼べるものがあって、それが新しく生まれる人に入ってもそれはもう「別の人であって自分ではない」ってことですね。
広域に考えれば自分(の魂)かもしれませんが、ゆりっぺの考え方ではそうではないようです。
今ここにある記憶と性格こそが「自分」であって、それは他の誰かにどうこうできるものではない。
それ故に、どんな残酷な人生であろうとも「たった一度きりのもの」として受け入れるしかない。
ゆりっぺがどれだけ「自分の人生」と言うものが変えられないものであるかを分かっているセリフです。
教室には既に人の姿はない。
ゆり「先生、分かりますか?だから私は戦うんです。戦い続けるんです。だって・・・そんな人生・・・、一生受け入れられないから!」
『(人生は変えられないものだから)受け入れるしかないのに(そんな残酷な人生は)一生受け入れられない』だからこそ抵抗する。
そんな矛盾にも似たバランスの上に成り立っているのがゆりっぺなんですね。
叫んだ直後、ゆりっぺは影の濁流に飲まれる。
そのとき音無の声が聞こえ、手を伸ばす。
つかまれた感触と同時に目を覚ますゆりっぺ。
そこには音無・日向・直井・、そして立華も。
立華がゆりっぺの想いを感じ取ったらしくここまで案内してくれたとのこと。
奏にそんな能力がw

立華「とりあえず服整えたら?」
制服が乱れまくってたようですw
苦しんでたんでしょうか・・・、ある意味Angel Beats!(エンジェルビーツ)で一番のサービスシーンかも?^^;
照れ隠しに強がるゆりっぺ(*´艸`)
よく見たら、ゆりっぺの武器はダブルドラムマガジンなのか・・・凄い弾数だなぁ〜、ってゆうか相当重いだろなぁ^^;
さらにギルド内を捜索するゆりっぺたちの前に、異様に影が密集して守っているような場所を発見。
数が多すぎるので「絨毯爆撃でもないと」と攻めあぐねていると奏が立ち上がり・・・
立華「じゃあ行ってくるわ」
そう言って一人ジャンプして突入w

すると光と共に一気に殲滅w
回転しながら翼で攻撃したのでしょうか。
直井「あれの戦闘能力は爆撃機並みか」
最後に音無らに向かってグッドのポーズw
無表情でお茶目なことしてくれるのが立華かなでの魅力でしょう。
それでも尚湧き続ける影。
音無らにこの場は任せ、先に進むゆりっぺ。
その先にあったものは・・・
『第二コンピュータ室』^^;
こんな地下でも学校内ってことなんですね。
むしろ不気味さを感じます。
まさにこれが「heaven's door」かもしれないわけですね。
情報系学校ならよく見かけそうな「heaven's door」ですがw
その扉を開けるゆりっぺ。
そこにあったのは無数のパソコン。
その各モニタにはNPCの影化する様子が映し出されていることからゆりっぺは自分の推測を確信する。

謎の青年「よくたどり着けましたね」
声の先には謎の青年が・・・ってゆうか石田彰さんじゃないですかw
まさかラスボスが石田彰さんだったとは・・・。
なんかこの達観した落ち着き感のある雰囲気・・・カヲル君っぽいw
自分は決まりごとにしたがっているだけと言うその青年の話し方から、ゆりっぺは彼がプログラミングで動いているのだと指摘し、その青年も同意する。
ゆりっぺ「だれがそんなことを」
謎の青年「名前を言っても無意味でしょう、遠い昔の人です」
この辺の名前を出さないところは伏線かな?
青年によれば「ANGEL PLAYER(エンジェルプレイヤー)」はこの世界のマテリアルを作成・改変できるソフト。
原理については割愛されてますね。
まぁこの手の設定はSFみたいなもんですし、深く掘り下げてもあまり意味はない・・・もしくは別の機会に語られるとか?w
他にもいろいろ聞きたいことはあるものの、切迫している状況から本題へ。
ゆりっぺ「あなたはなにが起きたらこうするようにプログラミングされているの?」
謎の青年「プログラミングの内容は分かません」
ゆりっぺ「じゃあ聞き直す葉わ。あなたにとって世界にに何がおきたの?」
謎の青年「世界に『愛』が芽生えました」
愛!?Σ('-'ノ)ノ
なるほど愛かぁ〜、意外な言い方だけどある意味納得w
この場合、「愛が芽生える」と「愛を知る」のは別の意味なのでしょうか。
それによって解釈が変わってくるのですが・・・。
「愛を知る」と愛は幸せな感情なので、満足しこの世界ですぐ消えるのでしょうけど、「愛が芽生える」はまだ愛する前・・・つまり「恋」ってこと?
「恋」というのは自分の一方的な感情故にまだあやふやなもので幸せ・・・とまではいかず、消えるまでにはならない・・・という感じでしょうか。
この辺の解釈が現時点では定まらないので保留にします。
謎の青年「愛が芽生えてしまうとここは永遠の楽園に変わります。しかし、この世界はそうなってはいけない。なぜならここは、卒業していくべき場所だからです」
ゆりっぺ「そう思った人がいたのね」
謎の青年「ただ、誰かのために生き、報われた人生を送った者が、記憶喪失で迷い込んでくることが稀にある。そのときにそうゆうバグが発生するんです」
ゆりっぺ「そしてそれが「ANGEL PLAYER(エンジェルプレイヤー)」のプログラマー」
そのプログラマーがバグを修正するためのリセット機能が影を使ったNPC化というわけ。
今回のバグは要するに音無ってことになりますね。
となるともし音無に愛が芽生えたなら、このプログラマーの様になる可能性も?
好きな人とずっと今のまま幸せでいたいと思うのは人として当然の感情。
そんな恋するするものにとって、この「年もとらず死なない世界」はまさに理想の楽園。
永遠にこの世界で好きな人と暮らせるわけです。
しかしそれではこの世界の存在理由自体が変化してしまう。
ここは一時的に居る場所であり、居続けてはいけない場所。
そんな一時的に居る場所に戻すためのリセットなわけです。
まぁその時にこの世界にいた者からすればとんでもないとばっちりですね^^;
ネトゲーで言うところの「バグが蓄積され過ぎちゃってたんで、細かいところ直すの面倒だから初期データに戻しますね〜。今プレイしている人には悪いけど、今まで長年育ててきた経験値やレベルとかもなくなりますし、バグで壊れたNPC直すのも面倒なので、みなさんのキャラデータをNPCに切り替えちゃいますね〜」みたいなものか〜(違
・・・なんて恐ろしい例えだ(((( ;゚Д゚)))我ながら身の毛がよだつ(駄
話がそれたので元に戻します。
そのリセットによってNPCになった者が一人だけいるらしい。
謎の青年「そのプログラマーです」
あれ?てことは高松は二人目?^^;
そのプログラマーは愛を知りこの世界から去った彼女にまたこの世界で会うため待ち続けるわけだが、そんな彼女が再び理不尽な人生を送り、青春時代に自殺ではない死に方をする確率・・・そんな天文学的な数字の可能性を待ち続けるのはもちろん容易ではなく、精神の方がもたなくなる。
その待ち続ける状況に耐え切れず、自分自身をNPC化するプログラムを組んだわけですが、自分をNPC化しようと思った時点で既に精神が異常をきたしている感じですね。
正常なら自分自身を部品化するなんて発想はできないと思いますし。
「ANGEL PLAYER(エンジェルプレイヤー)」があればNPC化した後も元に戻せそうな気もしますけどね〜、それなら高松も戻れるし。
そうでないとそのプログラマーにとって目的の女性が現れてもNPCのままになっちゃうし、戻るプログラムもありそうな・・・。
ゆりっぺ「もしかして、そっちが先だったんじゃないの?そして同じことが起きないよう世界を適応させた」
正気を失ったのが先か、プログラムを組んだのが先か・・・どちらにせよその人が報われるかは定かではない。
それすら確認できないほどの、なんとも気の長い話。
ここまで聞いてると、この「謎の青年」がそのプログラマーの成れの果てなのでしょうか。

謎の青年「ボクにも何が正しいのかは分かりません。ただここまでたどり着いたあなたならば、その答えを導き出せるかもしれません」
ゆりっぺ「どうゆう意味よ」
謎の青年「あなたの意思次第では、世界を改変できる、と言う意味です」
ゆりっぺ「改変してどうすんのよ」
謎の青年「彼が選ばなかった道も選べます」
それはゆりっぺが自分の理想の世界を作れると言うこと・・・まさに神になれるということ。
・・・世界を・・・改変!?Σ('-'ノ)ノ
それどこのハルヒですか?www
なんてことは置いといて、自分がこの世界の神になれることを知ったゆりっぺはその魅力的な内容に狂気に取り付かれたかのように笑い出す。
ゆりっぺ「(手に入れたんだ、この世界を、私はやった。戦ってきたのはこのためだったんだ。天使にだって勝てる。このシステムがあれば・・・最強だ!)」
しかし目を閉じ、一呼吸置いたゆりっぺは自嘲の表情に。
ゆりっぺ「・・・なんてことするわけないじゃない。奏ちゃんにも、もうそんなことできない・・・、だって私は、ここまで来たのは・・・私は・・・」
謎の青年は恐ろしいほどの速度で拡大する愛を感じ取る。
ゆりっぺ「だって、私がここまでやてきたのは、みんなを守るためなんだから!」
謎の青年「ああ、発生源はあなたでしたか。で、何をしようと言う気です?」
ゆりっぺ「全てのマシンをシャットダウンしなさい、今すぐ」
謎の青年「いいんですか?ちゃんと考えたんですか?まだまだ時間はありますよ?それこそ永遠に」
この青年はゆりっぺにとって一番気にしている失言をしていまいましたね。

ゆりっぺ「あのね、教えてあげる。人間というものは、たったの10分だって、我慢してくれないものなのよ!」
この世界に来ることになった理不尽な生前。
たったの10分ごとに守りたい兄弟3人を奪われ、自分だけ生き残った者にとって、永遠に自分だけが幸せで居られることの選択権を与えられること、そしてそれをいつまでも待ってもらえる状況にあることは、皮肉以外の何者でもないわけです。
この後の乱射シーンはスカッとしますね〜。
溜まってた感情がぶちまけられた感がありますw
青年に向けた銃と2発の銃声。
青年が消えたのはNPCだから?それとも・・・。
ってゆうか銃声直前の青年のカットの背景がハートマークだと、これだけ見ると危ないお兄さんみたいですw

すべてが終わり、呆然と座り込むゆりっぺ。
これで影もなくなり、みんなは無事旅立ったはずだと安心する。
ここからバックでEDの「Brave Song」が流れますが、まさにこの12話のためにあるような曲ですね。
ゆりっぺ「にしても、不覚だ。お姉ちゃん、あんたたちと同じぐらい、みんなのこと大切に思っちゃったんだ・・・。あんたたちが誇れるぐらい、あんたたちだけを愛する姉でいたかったのに・・・。ああ・・・この気持ちはなんなんだろう・・・。どうしちゃったんだろう。私を突き動かしていたものが、消えていく・・・、それが消えちゃったら、ここに居られなくなる。人生はあんなにも理不尽にあんたたちの命を奪い去っていったのに、なのにみんなと過ごした時間は掛け替えがなくて、私も、みんなの後を追いかけたくなってきちゃったよ」
SSSの仲間と一緒に過ごした楽しかったここでの記憶が、過去の悲しい記憶と同等、もしくはそれ以上の比率を占めたわけですね。
悲しい記憶も自分だけの「たった一つの人生」としいて受け入れなくてはならないのなら、それ以上の楽しかった記憶があれば、全てをひっくるめて自分の人生として受け入れられる。
ゆりっぺが、人生も捨てたもんじゃない・・・と思えたシーンです。

頭を上げたゆりっぺは兄弟3人と向かい合う。
次女「ありがとう、もう十分だよ」
三女「もうお姉ちゃんだけ苦しまなくてもいいよ」
長男「長い間お疲れ様、お姉ちゃん」
ゆりが一番聴きたかった言葉。
それを聴けたゆりは恐らくこの世界で初めての涙を流すのでした。

EDは消えたみんなも揃っての全員集合バージョン?
松下五段もちゃんと痩せてるし、高松もいるw
いやまだ一人、大事なキャラがいない!
そういえば竹山と遊佐を見かけなかったような気がするのですが・・・序盤で一緒に消えた?^^;
ゆりっぺ消えた!?
と思ったらED後目覚めるとそこは保健室のベッド。
思いっきり泣いたせいでしょうか、目のあたりがw

そこにいたのは立華と音無と日向と直井。
そして物語は最終話「Graduation」へ。
これまた次回予告内のセリフがまんまですね〜。
ゆりっぺが発生源の「愛」って、この場合どうゆう愛なんでしょう。
母性愛的なものかな、それとも信頼に近い愛?
仲間を大事に思う・・・友情的なもの?
まさか友を愛する・・・友愛!?Σ('-'ノ)ノ
今回の12話で、最終戦闘的なものは終わった感じです。
あとは13話まるまるエピローグかな〜?w
まだ立華奏のこの世界にとどまる理由も明かされてませんし、いくつか伏線というかスッキリしていないポイントが残ってるので、それらがスッキリすることに期待!
そういえばいよいよ23日にDVD・BD1巻が発売ですね。
嗚呼・・・オーディオコメンタリー聴きたいワァ.*・゜゚・*:゜(n‘∀‘)η゚・゚・*☆
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出演:神谷浩史
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アニメ作品買うの初めてだよ!
ギャグとシリアスが絶妙だと思います。
人の死がコメディ化されてるからこそ、生や命がクローズアップされてる作品だと思う。
10話のラストとか何回見ても泣いてしまう。
優しい登場人物が、優しい物語を創っていて、見ていて何とも言えない気分になります。
理不尽で報われない過去があるからこそ、今が楽しくて、未来に希望を持てるのかなぁ。
次回の最終回が楽しみです。
ってか今日の深夜か!!