このブログをご覧頂いている方々、お久しぶり、はじめまして。
本当に久しぶりに記事を書きます、放置しまくっててすみません^^;
あまりに放置してたせいで独自ドメインの期限が切れてました(・∀・)ゞエヘ
気づいてからすぐ再取得しようとしたのですが、なんかもう取られてしまってたようで、とりあえず今のこのURL「http://anilog.bloggeek.jp/」に設定変更しました。
多分、リンクしている方がからすれば、アニろぐ消えた!?と思われたかと思います、ご心配をおかけして申し訳ないです。
せっかく書いてきたものですし、閉鎖しろ!とかのご意見が多くならない限りは公開しておきたいので、今の状態で落ち着くと思います。
もちろん時間に余裕があれば(レビューしたくてたまらない作品が出てくれば)再開したいと思っていますので、久しぶりに見にきたら更新されてた・・・なんてこともあるかもです。
そんなわけで今回、久しぶりの更新なのですが、理由としてはURLを変更したお知らせも兼ねてはいますが、やはりなんといっても『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』通称「エヴァQ」を観てきたからです。
前回の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(※以後、「エヴァ破」)が公開されたのが2009年6月なので3年以上ぶりの新作になりますね。
当時、別ブログでレビュー書いてました↓
「ヱヴァンゲリヲン:破」が冗談抜きで最高傑作な件(ネタバレなしVer
「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」シンジ君がんばった!よくやった!(ネタバレVer
あれから3年かぁ・・・時の流れは早いものですねぇ(*´ω`)
思えば、この「アニろぐ」で初めて作品のことに触れた記事は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(※以後、「エヴァ序」)の話題でした。
大げさですが、そうゆう意味でも「アニろぐ」にとって「エヴァ」という作品は、きっかけと言っていいかもしれませんね。
今回は「エヴァQ」を観て思ったことを書いてみます。
ネタバレはしないつもりですが、ニュアンスだけでもネタバレに感じられる方は観終わってからの閲覧を推奨します。
(↑こうゆう書き方、久しぶりかもw)
改めてエヴァという作品の人気と期待の高さに驚くばかり。
前回の「エヴァ破」でも初日に見に行きましたし、一応「エヴァ」ファンの端くれとしては、終わっていない仕事を無理やり切り上げて観に行く価値はあると思ったので・・・('-'*
満足したかどうかだけでも言うとすれば、私は「エヴァQ」という作品に満足してます。
人によっては???理解しにくいところもあったかと思いますが、ある意味それこそが「エヴァらしさ」だと思ってます。
観終わったあとの余韻に浸りつつ、しみじみとそう感じました。
元々は1995年に放送されたTVシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」が最初のエヴァ作品なわけですが、当時、シンジ君たちと同じリアル14歳だった者からすれば、あのTVシリーズは特別な作品だったと私は思います。
当時、2話で見た使徒との戦闘→初号機の暴走→使徒の自爆の流れはインパクトありました。
そのときから、この作品はなんかすごい・・・と漠然と思いつつ、毎週リアルタイムで見続けてたわけですが、謎が謎を呼ぶ展開と説明不足で断片しか分からない部分が多く、それでも自分なりの想像力を働かせて謎を解明しようとしてた中二な自分を懐かしく思います^^;
放送終了当時は、その謎の多さから数々の研究本等が出てましたね。
まだ1995年といえばWindows95の時代ですからねぇ・・・。
ようやくインターネットが普及しはじめる頃ですし、情報を得るにはアニメ雑誌や、そういった研究本だったと思います。
それでも、結局はそれぞれの解釈でしかなく、真実は庵野監督の頭の中にしかありません。
あらかた研究し尽くされて、人それぞれの結論が出た頃、誰もが思うのは「で、真実の答えと解釈はどうなのさ、庵野監督」ということになりますよね。
当時、庵野監督からすれば、人それぞれの解釈で構いません・・・という感じにしたかったからこそ、TVシリーズはああゆう終わり方だったのだと思います(もちろんその他にも諸般の理由はあるかと思いますが)。
それでも答えに応じて、TVシリーズの続きとも言える「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」と「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」(※以後、「旧劇場版」)を制作し、一つの答えを出したわけです。
要約すれば「結局のところ、他人がいてもいいよね」ということらしいですが、当時(1997年)映画を見たの私としては、一つの答えが見れたので、あれはあれで満足するエンディングでした。
終盤の挿入歌「Komm, susser Tod」は、未だに個人的にもお気に入りの曲です。
私の中でのTVシリーズから始まった「エヴァンゲリオン」はこれで一旦区切りがついて、名実ともに第3次アニメブームの火付け役作品としてアニメ史に名を残した名作になったわけです。
・・・が、世の中には旧劇場版を見ても納得しない人も多々いるわけです。
謎な部分も残っていたり、解釈が分かれる映像であったりしたことで、喉のつかえがとれないスッキリ感の乏しいエンディングだったという感想を今までいくつも見ました。
大抵の物語作品のエンディングには大きく2つに分けて、きっちりすべての謎を解決・解消して終わるトゥルーエンド的なものと、見た人の解釈に任せるマルチエンド的なものがありますが、間違いなくTVシリーズや旧劇場版は後者だと思います。
私個人はどちらの終り方でも、制作者の描きたいものが描かれていれば・・・、もしくは作品を見た時点で面白いと思えたら受け入れるタチなので、あの終り方でも気にならなかったですが、トゥルーエンドを望む声は少なくはありませんでした。
それだけエヴァという作品の関心度が高い証拠でもあると思います。
そんな要望と、庵野監督自身のTVシリーズや旧劇場版では描ききれなかった(企画段階で実現しにくかった)エヴァンゲリオンという作品を、最初のTVシリーズから10年以上経った今の技術で丁寧かつ、うまくまとめようとしているのが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』なのだと思います。
私としては、既に一旦区切りがついていた作品を高クオリティで再構築してくれるのは、旧劇場版以上の完成度のエヴァを見れるという意味でも大歓迎でした。
そうして作られた「エヴァ序」に関しては、TVシリーズの構成とほぼ同じままで、使徒をCG化するなどしてより表現の幅を広げつつ、今の技術全体のクオリティを上げた感じで、評価の高い作品でした。
「エヴァ破」は基本的な流れは同じものの、マリという新キャラの登場やエヴァ仮設5号機等の新設定も見られ、TVシリーズとは違う流れがいくつも垣間見られる展開。
そして終盤の第10使徒戦での迫力の戦闘のあとのシンジ君の積極的な行動・・・。
TVシリーズや旧劇場版等で、はがゆい思いをしていた人にとって満足度の高い内容だったのではないかと思います。
私も観終わったあとは良いもの観れた感があったのを記憶してますし、その勢いでこの記事の序盤でもリンクしたレビューを書いていました。
そして、今回の3年ぶりの「エヴァQ」へと続くわけですが、ここからはTVシリーズとは大きく異なるストーリーが展開されます。
私としては、新作ストーリーのエヴァが観れるというだけでも嬉しすぎます。
期待度が高かったわけですが、見終わったあと思ったのは、「いろんな意味で本来のエヴァらしさ」があったと思います。
謎が謎を呼び、断片的で細かい説明がなされない感覚・・・。
久しく感じることのなかったTVシリーズのエヴァを見たときのような探究心をくすぐられる内容が高クオリティで・・・、しかも完全新作で描かれているので、これまた満足度の高い評価になってます。
そして、来年公開予定の完結編・・・。
エヴァンゲリオンという作品の集大成でもある『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を終わらせる最後の大仕事となる完結編でもあるので、もうすでに今から楽しみで仕方がありません!
さしあたっては時間をみつけてまた「エヴァQ」を観に行こうと思います。
「映画館で観る」というのは、基本的に上映期間だけの楽しみ方ですしね^^
というわけで、久しぶりにこちらで記事を書きましたが、やはり語りたいことが多いと長くなる悪い癖がでてしまいました・・・、長文で、しかも分かりにくくてすみません^^;
なんとなくでも言いたいことのニュアンスだけでも分かってもらえれば幸いです。
たかがアニメですが、気晴らしになる「エンターテイメント」という意味で言えば、「エヴァンゲリオン」は観終わったあとも楽しめる娯楽として最高の作品ですね!
追記:
別ブログにレポと、ネタバレ感想書きました↓
エヴァQ観てきました!深夜上映でも満席の大人気っぷり!(ネタバレ無し)(※映画館レポ)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qネタバレ感想 衝撃の三作目!まさにサードインパクト!(※ネタバレ有り感想)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q アスカの眼帯